「都心の超高級住宅地を幾つか上げなさい」と質問されれば、青山、白金、松涛…と出てきますが、
明治2年頃は武家制度が廃止されたため大部分が空家か空地だったそうです。
当時の政府は旧士族の救済政策の一環としてこの土地を開墾(桑畑やお茶の生産)させる方針を
明治2年から開始したそうです。
政策は順調に進み、明治6年の調査時には青山で15万9千坪!!
を最高に小石川 13万9千坪、千駄ヶ谷10万坪、雑司ヶ谷9万2千坪、白金4万坪、麹町3万6千坪、
渋谷2万5千坪など、諸々あわせてなんと102万坪が畑になったそうです。
しかし、この政策は早々に廃止され明治4年から開墾した人達に安く払い下げ られたそうです。
安いと言っても東京の一等地だから…とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、本当に安かった様です。
例えば青山地区では坪当たり「1銭5厘」。現在の価格でで522.9円!(明治33年換算)だったそうです。
う~ん、私があと150~60年前に生まれていれば…今頃大金持ち!!って
生きていませんよね。
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