町の名前は、その地域の伝説、地形、施設建物、職業、習慣など実に様々な由来によって名付けられています。
町の由来を知ることにより、町の奥深い歴史に触れることでしょう。
そんな町の楽しい由来についてご紹介致します。
代々木(よよぎ)
戦国時代の書状などに既に「代々木」の名が出ているそうです。
この地にはサイカチの木(豆科の落葉高木)を代々栽培していたそうです。
ここから「代々(だいだい)、(サイカチの)木」から「代々木」になったと 言うのが由来だそうです。
初台(はつだい)
徳川2代将軍秀忠の乳母「初台の局」が、菩提寺としてこの地(現在は代々木 3丁目となっている)に正春寺を建立したと言う由来と、「初台の局」の知行地があったためとする由来とがあるそうです。
千駄ヶ谷(せんだがや)
由来となったのは、「一日に千駄の茅(かや)を刈り取った」 と言う故事から名付けられたそうです。
「駄」とは馬1頭が背にする荷物を数える単位です。
また、太田道灌がこの辺りで栽培されている稲を見て、「稲千駄もあるべし」と言ったこのにちなんだとする由来もあるそうです。