都内で江戸の伝統「凧市」王子稲荷神社開催!

「凧市」王子稲荷神社

江戸時代から続く伝統行事、王子稲荷神社の「凧市」が今年も開催されます。火事除けのお守りとして親しまれてきた「火防の凧」を求めて、多くの参拝者が訪れるこの祭りは、東京の冬の風物詩として知られています。江戸の歴史と文化が息づく王子の街で、凧市の魅力に触れてみませんか?



王子稲荷神社の凧市:江戸の伝統が息づく祭り

凧市の由来と歴史

王子稲荷神社の凧市は、江戸時代から続く伝統行事です。当時、頻繁に火事に見舞われていた江戸の町で、風を切って揚がる凧が火事除けのお守りとして注目されました。民衆が神社の奴凧を「火防の凧」として買い求めたことが、この祭りの始まりとされています。

凧市の開催時期と場所

凧市は毎年2月の午の日に開催されます。具体的には、初午と二の午の2日間で行われ、例年約5万人もの人出で賑わいます。開催場所は東京都北区にある王子稲荷神社で、JR王子駅北口から徒歩約7分の場所に位置しています。



火防の凧:江戸の知恵が生んだお守り

火防の凧の特徴

火防の凧は、縦約20cm×横約25cmの奴凧型で、1体1,800円で販売されています。この凧をまつると火難を免れ、無病息災、商売繁盛のご利益があるとされ、多くの参拝者に親しまれています。

凧市での参拝方法

参拝者は前年の凧を奉納し、神社にお参りした後、境内社務所で新しい火防の凧を買い求めます。この習慣は江戸時代から続いており、現代でも多くの人々に親しまれています。



王子稲荷神社:関東の稲荷信仰の中心

王子稲荷神社の歴史と特徴

王子稲荷神社は「関東稲荷総司」と呼ばれ、関東の稲荷神社のトップに位置する神社です。江戸時代に大いに繁栄し、一時は関東の稲荷の総社を名乗っていたほどの由緒ある神社です。

王子稲荷神社の他の行事

凧市以外にも、王子稲荷神社では元旦に「王子狐の行列」が催されるなど、年間を通じて様々な伝統行事が行われています。これらの行事は、江戸の文化と伝統を今に伝える貴重な機会となっています。

王子 狐の行列

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凧市(王子稲荷神社)2025の詳細

最寄駅 : 王子駅

会場 : 王子稲荷神社

日程 : 2025年2月6日、18日

公式サイト : http://www.kanko.city.kita.tokyo.jp/event/593-2/

※掲載内容は変更されている場合があります。最新の情報は、会場や主催者の公式サイト等でご確認ください。