新年を迎える際、家族で伝統的なお正月を体験したいと思いませんか?東京都世田谷区にある「岡本公園民家園」は毎年元日に特別開園し、江戸の伝統的な正月遊びや文化を体験できます。岡本公園民家園の魅力とそこで体験できる伝統的な文化について紹介します。
目次
岡本公園民家園の概要と歴史
園の歴史と特徴
岡本公園民家園は、昭和55年12月に開園しました。世田谷区の有形文化財第1号に指定された旧長崎家住宅主屋、土蔵1棟、椀木門を移築し、江戸後期の典型的な農家の家屋敷を再現しています。園内では、イロリやカマドで火を焚き、昔の農具や生活用具を配置することで、農家の住まいとしての雰囲気を体験することができます。
文化財と展示内容
園内では、古民家を公開するだけでなく、「テーマ展示」や「民家のみかた」などの展示・解説会も開催しています。また、農家の生業や習俗を再現する「暮らしの歳時記」や、ボランティアによる藍染め・鍛冶・機織りなどの伝統的なモノ作りの実演も行われます。これにより、訪れる人々が農村の暮らしを知り、歴史文化の理解を深めることができます。
元日開園の魅力
正月遊びの体験
元日開園では、竹馬や羽根つき、こま回しなどの昔ながらの「正月遊び」を体験することができます。園内は正月飾りで飾られ、家族で楽しめるアトモスフィアが広がっています。特に子供たちにとっては、伝統的な遊びを体験する貴重な機会となりますね。
また、「岡本囃子と獅子舞の上映」や甘酒の配布もありますので、大人も楽しめます。
【 #民家園 からのお知らせ】
次大夫堀公園民家園と岡本公園民家園では『暮らしの歳時記 民間暦・正月準備』で、世田谷の農家が行っていた、餅つき、しめ縄等の正月飾りを紹介しています。地域で伝えられてきた正月行事をぜひご覧ください。 #世田谷 https://t.co/jO1zYQGKMM https://t.co/qg7BYrGDqw pic.twitter.com/sCw6sKbalr— 世田谷区広報 (@city_setagaya) December 14, 2023
地域の文化と伝統
岡本公園民家園では、江戸の伝統的な文化を多岐にわたって体験することができます。様々な地域の伝統行事も紹介されており、訪れる人々が地域の深い歴史と文化に触れることができます。こうした体験は、家族で伝統的なお正月をより一層楽しむための素晴らしい機会となります。
園内での体験と学び
伝統的なモノ作りの体験
園内では、ボランティアによる伝統的なモノ作りの実演や体験が行われます。藍染め、鍛冶、機織りなど、昔ながらの技術を学び、実際に手を動かすことができます。これにより、訪れる人々が伝統的な技術や文化に触れ、深い理解を得ることができます。
民家園(岡本公園民家園)
157-0076
東京都世田谷区岡本2丁目19番1号https://t.co/lfBf2I0hWa
午前9時30分~午後4時30分(元日は午前10時~午後3時30分)
休園日 毎週月曜日ここと次大夫堀公園の民家園はいままで見た古民家展示系施設のなかでいちばんよかった。つねに火焚いてるのすごすぎる。 pic.twitter.com/9JmzcRFlY1
— tknoq / 神野鷹彦 (@tknoq) July 2, 2024
農村の暮らしを知る
岡本公園民家園では、農村の暮らしを再現した展示が行われています。昔の農具や生活用具を配置することで、農家の日常生活を垣間見ることができます。農家の生業や習俗を再現する「暮らしの歳時記」も開催され、農村の文化を深く理解することができます。
また、世田谷区喜多見にある「次大夫堀公園民家園」も、名主屋敷、民家2棟、表門、消防小屋などを復原し、次大夫堀や水田などとあわせて江戸後期から昭和初期にかけての農村風景を再現しています。岡本公園民家園と同様に、毎年元日は特別開園しています。
岡本公園民家園 元日開園のアクセスと開催時間
岡本公園民家園 元日開園
【開催日】2025年1月1日
【開催時間】10:00~15:30
【開催場所】岡本公園民家園
【交通アクセス】
・東急田園都市線「二子玉川」駅より徒歩20分
・東急バス「世田谷総合高校」下車徒歩5分
・東急バス「民家園」下車徒歩1分
【公式サイト】https://www.city.setagaya.lg.jp/02059/18906.html
※掲載内容は変更されている場合があります。最新の情報は、会場や主催者の公式サイト等でご確認ください。