東京都内の防災公園：施設の概要と場所の案内

皆さん、防災公園についてご存知ですか。 防災公園とは普段は都市公園等として市民の憩いの場、 災害時には活動拠点、避難場所になる公園で、 敷地内にはちょっと変わった設備が 整っているんです。 地震大国である日本では災害発生の際、避難してきた人々の安全を守らなくてはなりません。 土砂崩れや浸水、類焼などの二次災害の恐れがなく、救急施設や仮設住宅建設にも速やかに対応できるだけのスペースを伴っているスペース。 それらのスペースは学校、公園、グランド等があり避難場所 として災害時に指定されます。 その中でも「防災公園※」と呼ばれる公園は、「避難場所」や「活動拠点」として活用され、震災から皆さんを守る貴重な場所となっています。 今回の特集では、この「防災公園」についてご紹介していきます。 ※防災公園 東京都の総合的な防災計画である「地域防災計画」では、都立公園54ヶ所（うち48ヶ所を公益財団法人東京都公園協会（以下、公園協会）が管理）が「広域避難地」とされているほか、26ヶ所（うち22ヶ所を公園協会が管理）が「後方支援活動拠点」とされています。 東京都建設局の所管する公園ではこれらを「防災公園」と呼んでいます。