歴史を身近に感じる公園!
公園の名前となっている高橋是清蔵相の銅像があります。
明治時代後期、日本の金融界の重鎮であり、大正から昭和初期にかけて首相、蔵相をつとめた政治家、高橋是清(1854~1936)の邸宅跡でしたが、昭和11年2・26事件で暗殺後、東京市に寄与され、昭和16年6月に記念公園として開園し、昭和25年に港区が管理をするようになりました。邸宅は移築され、現在では都立小金井公園内の「江戸東京たてもの園」にて公開されています。その他のゆかりの建物は、空襲により焼失してしまいました。青山通りをはさんで赤坂御所と向かい合うこの公園は、日本庭園の趣きをもった公園です。カエデ、モッコク、ウラジロガシなどの広葉樹が四季を彩り、中央の池泉のまわりには石橋や石人像、石灯篭が配置され、荘厳な雰囲気さえ漂います。銅像以外にも、かつて文禄慶長の役に、島津藩士が日本に持ち帰った李王朝九代成宗大王王妃(淑容沈氏)墓碑がありましたが、平成12年韓国に返還されたそうです。
アクセス
【所在地】東京都港区赤坂 7-3-39
【問合せ】03-5413-7015
(港区役所 赤坂地区総合支所 協働推進課土木係)
【駅からのアクセス】
・都営大江戸線「青山一丁目」駅から徒歩5分
・東京メトロ銀座線・半蔵門線「赤坂見附」駅から徒歩10分
・ちぃばす 赤坂ルート 高橋是清翁記念公園前
施設内容
日本庭園、石橋、石人像、石灯篭
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