哲学堂公園(てつがくどうこうえん)
歴史深い建造物に癒される趣のある公園
哲学堂公園は、明治39年に哲学者であり東洋大学の創始者である井上円了によって創立され、昭和50年に中野区立の公園になる。孔子・ 釈迦・カント・ソクラテスを祀る四聖堂が建設され、四聖堂は哲学堂とも呼ばれたことから哲学堂公園という名がついた。
哲学堂公園には四聖堂以外に聖徳太 子・菅原道真(日本)、荘子・朱子(中国)、龍樹・迦毘羅仙(印度)の六人を六賢として祀った「六賢台」や、哲学が宇宙の真理を研究する学問であるという 観点から名をつけた「宇宙館」という講義室、万巻の書を哲学界の万象とみたて、それを読み尽くせば「絶対の妙境」に到達するということから名づけられた 「絶対城」という図書館などがある。
これらの建築物は普段は外観しか見られないが、毎年4月と10月には、内部も一般に公開される。哲学をテーマにした公園として哲学堂公園は非常に珍しい公園であり、桜の名所としても有名である。
アクセス
【所在地】東京都中野区松が丘一丁目34番28号
【問合せ】03-3954-4881
(哲学堂公園事務所)
【駅からのアクセス】
・都営大江戸線「落合南長崎駅」より徒歩15分
・西武新宿線「新井薬師前駅」より徒歩15分
・JR中央線/総武線「中野駅」北口よりバス『中村橋』『下徳田橋』行き「哲学堂下」下車
施設内容
古建築物 運動場 集会場 池
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