「初台駅」
地名の由来は、代々木村に太田道灌が作った8ヶ所の砦のうち、一の砦のあった場所から、初台と呼ばれるようになったといわれています。
この地に江戸幕府二代将軍徳川秀忠の乳母であった土井昌勝の妻が、徳川家康関東転封直後の1591年(天正19年)にこの地に200石を拝領したことから、「初台局(はつだいのつぼね)」と名乗るようになりました。
初台局の娘で、三代将軍徳川家光の乳母の梅園局が母の菩提寺として「正春寺」を現在の渋谷区代々木三丁目、当時の代々木村山谷(代々木村初台ではない)に創建したそうです。
電車情報
【乗り入れ路線】京王新線
【停車列車種類】急行・区間急行・快速・各駅停車
【ターミナル駅までのアクセス】新宿駅まで3分
【1日平均利用者数】54,153人(2012年)
初台駅の歴史
1914年 – 改正橋駅として開業。
1919年 – 初台駅と改称。
1944年 – 京王線の駅になる。
1948年 – 東急から京王帝都電鉄が分離。
1964年 – 地下駅になる。
1978年 – 京王新線開通に伴い、現在地に移転。
初台駅エリアの雑学
初台駅
当駅は、1978年10月31日に京王新線が開通した際に同線に並行する京王線から移転したもので、移転後も同線の新宿駅 – 笹塚駅間のトンネル内部に旧ホーム跡は残されている。
保線資材置き場、資材搬入口及びトンネルの緊急避難路や駅のメンテナンス用の通路として使用されている。
階段で中央口改札に抜けられるが、このホームは各駅停車も含めてすべての本線電車が通過している。
1964年6月7日に地下化される前は地上の相対式ホームで、地下化後は最大で18m級6両編成の電車が停車できる島式ホームとなっていた。
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